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2012年3月31日 (土)

醤油仕込み

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ここ鴨川に住む人たち(ほとんどは移住して来た人ですが)で「醤油の会」なるものがあり、近所に住む仲間のほとんどが加わっています。近くに住む人たち3家族くらいで班をつくり、それぞれの班で仕込みから管理そして絞りまでをやるのです。数年前から妹も加わってやっていて、生醤油を分けてもらったりしていたのですが、自分たちが加わって仕込むのは去年が初めてでした。
震災後で一緒にやるはずの人が引っ越してしまったりという状態で、残ったメンバーは全員初心者というグループになってしまい、仕込みの手順も手探り状態の頼りないものでした。仕込んでからしばらくは頻繁に天地返しをしなければならないのですが、それもなかなか進まず、でも樽長になってくれた友人が頑張ってくれて、何とか今年3月はじめにその醤油を絞りました。
妹が加わっている班と私たちの班と一緒に絞ることになり、舟と呼ばれる道具を使って少しずつ袋にいれたもろみを重ねて上から圧力をかけながら絞っていきます。絞る前の樽の状態を見ると、その樽がどんな風に管理されてきたかが分かるそうで、妹たちの班との違いは歴然。絞った後の醤油の味もやはり変わってくるのでした。トホホ……って感じでしたが、でも自分たちで仕込んで絞りを終えた醤油の味はやっぱり美味しいと思えるし、その後いろいろな料理に使っていますが、市販のものよりも美味しい気がします。
正真正銘、国産丸大豆国産小麦で仕込んだ醤油。その味もさることながら、自分たちで材料を調達し、仕込んで管理をし、そして絞り、その作業一連を楽しむことに大きな意味があるとも思えます。
上の写真は、絞りのとき、舟から醤油が出てくるところ。

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そして、今年の仕込みがこの間の木曜日にありました。
今回は、新しく加わってくれたメンバーも一緒に我が家の土間で仕込みました。
作業は麦麹と大豆が混ざった状態のものと塩を混ぜ、それに少しずつ水を混ぜて樽に入れるという単純なものですが、子どもたちも手伝ってみんなでやると楽しいし、麹がほんわか温かいのに感動したり、これから定期的に天地返しをして、夏前には温かい場所に移して管理をし、そしてまた来年の2月頃に絞るという訳です。
まずは最初の3日間毎日天地返しをします。昨日はその1回目、陽南子は仕込みも一緒にやったのでやる気満々。樽の中に手を入れるのが気持ちいいと張り切って腕まくりして手伝ってくれました。瑞季も負けずにやってくれるけれど、こちらはどろんこ遊びと思ってる?
「美味しくなれ、美味しくなれ、」とお願いしながらやると、その気持ちが届くかな……。
楽しみなことがまたひとつです。

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誠に勝手ながら4月6日(金)は臨時休業いたします。
何卒ご了承下さい。

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