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2011年6月14日 (火)

3ヶ月が過ぎて

110614

夢を見た。
大きな体育館のようなところで荷物をまとめて、迎えに来てくれたトラックに乗り込んだ。
走りながら外を見ると、遠くにまだその場所に残るたくさんの人たちが見えた。
笑う顔はなく、淡々とそこにいる人たち。
知らない間に涙が出て来て、それは次第に嗚咽になり、
気が付いたら、トラックに揺られながら、オンオンと声をあげて泣いていた。
そこで、ふっと目が覚めた。
胸がギュッと締めつけられるような感覚だけが残っていて、
でも私はこの夢を忘れてはいけないと、布団の中でその光景を何度も思い出した。
そして、思い出していると「怒り」のような気持ちが込み上げてきた。
なぜ、どうしてこんなことになってしまったの?

震災から3ヶ月が経った。
その間にたくさんのことを思い、考えた。
幸い大きな被害が無かったこの鴨川からも、放射能汚染を恐れて西へ移住する人がたくさんいた。

私たちはどうするべきなのか、私たちには何が出来るのか、

毎朝、放射能測定器で空間線量を計ってくれている人の報告をチェックすることが日課になった以外は、以前と同じ普段通りの生活をしている。
なるべく自然に寄り添って、感謝をしながら暮らしているつもり。

店を訪ねて下さるお客さまがあることが何よりうれしいこと。
私たちはここで、小さな店をやりながら暮らしている。
毎日毎日を大切に暮らしている。
それがまずは一番大事なことだと、今は思っている。

原発をなくそう。
絶対にそうしなければならない。
今までの大人たちが出来なかったこと、
今回、こんなに大きな大きな被害を、
そしてたくさんの犠牲と、悲しみや苦しみを引き起こしてしまったのに、
それでもまだなくせないとしたら、
それは一体何なのだろう?
しがらみやお金のため?
人の命や自然の恵み以上に大切なものがあるはずがないのに。

怒りをぶつけるのではなく、変化し成長していくこと、
そのために声をあげること。

もうすぐ震災から100日。

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