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2010年1月 7日 (木)

七草粥食べて……

100107

昨日から鴨川へ。夫は仕事があって残念ながらお留守番。陽南子と瑞季を連れて、妹の家に一泊。昨日の昼過ぎ、家に着くやいなや、「春の七草探しに行こう!」と山道を歩いた。野草図鑑を見ながら「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」……。すずな、すずしろは妹のところの畑からいただいて、それ以外も一応それらしきものが全部見つかってホッと一息。ただ、本が何冊かあってよくよく読んでみると、ホトケノザには毒があると書いてある本がある。えっそりゃまずいよ。と、よく調べてみると、学名でホトケノザとある草と七草に出てくるそれとは違うらしい。なんてややこしい話なんだろう。
今日はその七草を使ってお粥を炊いた。小さく切ったお餅も入れて、大根と蕪の甘さがほどよく、体に優しいあったかさ。自然の恵みに感謝。
建設中の家の工事は着々と進んでいる様子。金属の屋根が葺かれて、壁の断熱材を入れる作業をしていた。「ここが土間になって、ここが板間で、厨房がここで……」しばらく妹のところに来ていた母と妹に説明しながら、大工さんの作業の邪魔にならないように現場の中を行ったり来たり。この家が完成してここで実際に生活する日がもうすぐそこなんだなあ。

帰り道、アクアラインを車で走ると空は段々と夕暮れ色。空気がとても澄んでいて、富士山がくっきりと見えた。そして遠くに東京のビル郡も。今日のその景色はとてもきれいで、そして何だか奇妙だった。東京湾の上をまっすぐに伸びる橋の上をぐんぐんスピードを出して走る。四方に海、遠くに東京の街。その更に遠くに富士山から連なる山の影が見える。しばらく運転しながらそんな景色を楽しむと坂を下って海ほたるから海底トンネルの中へ。びゅーんと吸い込まれるように下って下って加速して。うっとおしいトンネルの中をひたすら走ると、突然「これぞ東京!」というような臨海副都心の中に出てくる。高層ビルが建ち並び、モノレールが走り、高速道路がいくつもいくつも交差して、その上を絶え間なく車が走っている。その光景はまるで映像を早送りしているみたいだった。東京という大都会に流れる血液のように。ドクドクと絶え間なく動いている世界。
いつも鴨川から帰る時、このアクアラインを通る度に、不思議な違和感を感じる。このビルの数、車の数、過ぎていく時間の早さ、パンクするほどたくさんいるはずなのになぜか人の気配の無い街。
田舎道を籠を担いだおばあちゃんがのんびりと歩いて、畦道に水仙がきれいに咲いていた里山の風景からのあまりのギャップに、いつもながら愕然とする。ほんの一日離れただけの東京が、びっくりするような大都会に見える。そして……、ここに未来があるだろうか、なんて考えてしまう。
ピンク色に夕陽に照らされた高層ビル郡を見ながら、今日もまた改めて、そんなことを考えた。

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